横浜高島屋の催事では桔梗信玄餅揚パンの他、桔梗信玄餅アイス[プレミアム]も買った。
結局全然褒めていない「桔梗信玄餅揚パン」（揚げパンごめん）。オリジナルを超えるのは難しいのではないかと書いておきながら、桔梗屋で買ったあと一品は「プレミアム桔梗信玄餅アイス」だった。オリジナルの桔梗信玄餅買ってない。
プレミアムがあるということはスタンダードがあるということなのかと思ったら、然り。オリジナルというものがあるらしい（物産展では売っていなかったと思う）。で、どこがプレミアムなのかというと、お餅の量にある模様。アイスのパッケージにも書いてあった。
写真だとわかりにくいのだけれど（アイスの写真撮るの難しいことに今日気付いた）、きな粉アイスの上に信玄餅がどんと乗っかっている。お餅増量を主張するだけあって、確かにお餅の存在感が大きい。ただここまでは前回の揚げパン同様「信玄餅感が薄い」という印象だった。お餅の下から黒蜜が出てくるまでは。
そう写真には写せなかったのだけれど、このお餅の下に信玄餅の象徴といっていいあの黒蜜が隠れているのである。この黒蜜に辿り着くと「信玄餅度」は急上昇。急に信玄餅っぽくなって安定感が出てくる。何だろう、つまり信玄餅＝黒蜜ということか？
おやつとして選ぶなら、揚げパンより断然こっち（揚げパンごめん）。信玄餅ファミリーとしての血が濃い感じ。1個320円＋税。…通常の桔梗信玄餅とどちらかを選べと言われたら、桔梗信玄餅を選ぶけど。
紅茶に合わせるなら、温かい無糖のストレートかミルクティを（アイスは身体が冷えるので、バランスを取る意味で）。きな粉と牛乳はよく合う。
紅茶に合うお薦めおやつ
プレミアム桔梗信玄餅アイス
なかなか大胆にお餅がのせてある。
何もアイスの上にのせなくてもいいんじゃないか、などと言ってはいけない。
一見無駄と見えるところから文化というのは生まれる（多分）。