香味、こく、渋みいずれもやさしい|ジャワ(インドネシア)

写真:ジャワ紅茶サーブ例【猫舌紅茶と人力菓子舎】
横浜野毛の和菓子屋さん、もみぢの大銅鑼焼と合わせた例。まるで焙じ茶の佇まい

日本ではあまり馴染みのない紅茶に分類されるであろう、ジャワの紅茶。ジャワ、つまりインドネシアの紅茶のこと。1990年代、大塚製薬から発売された【 シンビーノ ジャワティストレート 】なら、ご存知の向きも多いかもしれない。しかしジャワ紅茶の茶葉を取り扱っているお店は限られている印象。

インドネシアの中央あたりで生産されるジャワ紅茶

東西に細長いインドネシアの国土にあって、紅茶の生産が行われているのはその中央部分。ジャワ島の西と、スマトラ島の東の地域だ。赤道直下に位置するインドネシアの場合、年間を通じて品質の変化は見られにくいとされるが、ジャワのクオリティシーズンは8~9月。

主張しすぎない味わいで、食事と好相性

写真:ジャワ茶葉(BOP)【猫舌紅茶と人力菓子舎】
この茶葉はBrokenOrangePekoe(BOP)タイプ。CTCタイプも生産されている

香味、こく、渋みいずれの面においても強い主張を持たないジャワ紅茶。強めに淹れると、どこかプーアル茶を思わせる香りを感じることも。

お薦めはストレート

軽やかな印象のお茶なので、ストレートで楽しむとお茶の特徴がよく判る。強めに淹れてミルクティにすると、優しいこく味のため逆に牛乳の味わいが強調される印象。


多分日本で一番有名なジャワティー

無糖紅茶が珍しくなくなった昨今けれど、私が知る限り、日本で一番最初に大々的に無糖紅茶を売り出したのは【JAVATEA(シンビーノ ジャワティーストレート)】の大塚製薬。清涼飲料水 = 甘いもの、というイメージを覆す無糖茶の発売は当時目新しかった。

現在はレッドとホワイトの2種展開に、瓶プレミアムタイプ まで登場。元祖レッドタイプは、500mlで300mg(赤ワイン100ml分相当)のポリフェノールが摂れるそう。

お茶請けを選ぶなら、和菓子が一押し。ストレートのジャワ紅茶は軽やかな印象で、いろいろなお茶請けに合わせ易い。ストレートで和菓子などのおやつ、おむすびなどの食事に合わせるのもいい。