アイス、ストレート、ブレンドの万能茶葉|キャンディ

オーソドックス製法が殆どとのことだが、日本で小売りされている茶葉の多くはこのように細かいものという印象

スリランカにおける茶葉栽培の原点

しずく型の国土を持つスリランカ。キャンディはその中心からやや南東、中央山脈中腹に位置する。スペルは飴を意味する「Candy」ではなく「Kandy」。スリランカにおける紅茶栽培は19世紀中盤、このキャンディから始まった。

キャンディ茶葉の特徴

水色(すいしょく)は濃い褐色を示すが、香り・渋みともに優しい。全般的にくせのない茶葉で、多くブレンド用に供される。スリランカ紅茶局による宣伝もあってか、最近では「キャンディ」を大きく謳った製品も見かけるようになってきた(モスバーガーの紅茶など)。

モスバーガーの紅茶は、キャンディ(左)とルフナ(右)の2種類

濁りのないアイスドティ作りにお薦め

水色の割には渋みも優しいキャンディ茶葉は、ストレート・レモン・ミルクティなどどんな飲み方にも合わせ易い。含まれるタンニンが少ないことから、濁りのない綺麗なアイスドティ作りにも向いている。

製菓・製パン材料の【富澤商店】で買えるキャンディ茶葉


くせがなく、どんなお菓子にも合わせやすい

くせのない紅茶であるため、お茶請けの種類は問わない。アイスドティに合わせるならば、夏にぴったりのレモンやベリーなど爽やかな酸味を感じられるお菓子は如何。