シナモンシュガーのケーキドーナツ(薄力粉+強力粉)を揚げる【ほんとうにおいしい生地で作るドーナツレシピ77】

久しぶりにドーナツを揚げた。そして知る。イーストよりオールドファッションドより、ケーキドーナツを作るのが一番難しいということに。

今回も「 ほんとうにおいしい生地でつくるドーナツレシピ77 」(佐藤ひろ子:著)を参考に作った。強力粉ミックスの[ ケーキタイプ基礎生地2 ]。強力粉を混ぜると、吸油量が減って次の日もふんわり感が損なわれ難いらしい。私は生地の混ぜ方、揚げ方に失敗したらしく、思ったよりもさっくりした仕上がりになってしまった。もう少しふんわりした感じにならないか、要実験。なお、揚げたドーナツも冷凍保存できるらしい。やってみよう。残ったら。

手成型のケーキドーナツを作る場合の注意点

問題は、生地のゆるさ。手で成型できるぎりぎり、というよりは殆どアウトなのではないかと心の中で悪態をつくくらい、ゆるい。打ち粉をしっかりせよ、との教則本の教えに従うも、あまり打ち粉を振りすぎるのはよくないし…という自制がはたらいてしまうために、生地は恐ろしく扱い難いまま。べったべたにあちこちにつく。

絞り出し袋での成型の方が楽なのではないかと思うけれど、いずれにせよドーナツ故に「円を閉じる」という作業が必要(ベーグルと同じ要領)。これがとにかく難しくて、一つも上手に仕上がらなかった。無念。

揚げた翌日の方が角がとれておいしい

揚げたても2日目も、見た目は同じ。但し外側部分のかりっと感が失われていい感じ

仕上げのお砂糖を振らずにキッチンペーパーにくるんでおいたドーナツを、翌日の朝ごはんに食した(揚げてから14、5時間後くらい:常温保存)。生地の外側のカリカリ感が削がれ、全体的にもわっとした柔らかい食感に変化している。例えるならばパン屋さんサンジェルマンのケーキドーナツ。ケーキドーナツ=柔らかめ、を求める向きには翌日の状態の方が好まれるかも。

シナモンシュガーのケーキドーナツに合う紅茶

合わせる紅茶はアッサム、ケニア、キャンディなど濃いめのミルクティがお勧め。しかしドーナツ=アメリカン珈琲、というイメージがあるのは何故だろう。

紅茶の友を作るためのお薦め料理書

「 ほんとうにおいしい生地でつくるドーナツレシピ77 」


朝日新聞出版
2009年刊
詳細レビューは「 ほんとうにおいしい生地でつくるドーナツレシピ77 」頁でどうぞ。