【駿河台下 お菓子処さゝま】 松葉最中

和菓子は紅茶とよく合う。餡とお茶が合うんですな。 お茶の葉には次の2系統があって、

  1. アッサム種(熱帯種):主に紅茶向き、牛乳等を入れて飲まれることが多いもの
  2. 中国種(温帯種):主に緑茶向き、ストレートで飲まれることが多いもの

このうち「中国種」は日本の緑茶と種が同じ。 紅茶の種類でいうと高地産のもの、 例えばダージリンやヌワラエリヤがこの部類に入る。 紅茶が和菓子に合うのも宜なるかな、といったところ。 ミルクティに最適の「アッサム種」は 個人的には小麦粉を使った和菓子に特に合うと思う。

例えば上生菓子には、すっきりとした香味のダージリンやニルギリのストレート。 どら焼きや人形焼きなど、普段のおやつには濃く淹れたアッサムミルクティ。 こんな感じで如何でしょう。

写真は、東京神田駿河台下【さゝま】の松葉最中。 有難いことに、戴きもの。 ほんとは二段重ねになっていたのだけれど、あっという間に一段目が消失(おなかの中に)…。

紅茶に合うお薦めおやつ

御菓子処さゝま

最中って、自分で買うことはないけれど こうして戴きものを食べてみるとしみじみおいしいと思う。 いい餡と、主張は控えめなのだけれど香ばしさを添える皮の組み合わせ。 御馳走様でした。