オールドファッションドドーナツを作る

ドーナツが好きだ。

イースト種のふかふかしたもの、餡ドーナツに代表されるしっとりケーキタイプ、表面がかりっとしたクッキー状のもの。どれも甲乙つけ難く好きで困る(揚げ物…)。

焼きドーナツには微塵も愛を感じない。ドーナツは揚げたい。 Oxford Dictionaryの【doughnut】項にもこうある。

A small fried cake of sweetened dough
Oxford Dictionary

ドーナツは揚げてほしい。

というわけで、本日の人力製造お菓子は オールドファッションドドーナツ、糖衣掛け。左手腱鞘炎につき、こねずに作れるベーキングパウダーもの。機械に頼らずとも3、40分ほどで出来てしまうお手軽さ。

ドーナツにはアメリカンな珈琲、というイメージが強いが濃く淹れたミルクティ(所謂ストロングティ)にも合う。紅茶は珈琲ほど香りの輪郭がはっきりしていないので 珈琲ならアメリカンでも、 紅茶は濃い目でどうぞ (思わず珈琲茶碗で撮影してしまったけれど)。

紅茶の友を作るためのお薦め料理書

「 ほんとうにおいしい生地でつくるドーナツレシピ77 」


朝日新聞出版
2009年刊
詳細レビューは「 ほんとうにおいしい生地でつくるドーナツレシピ77 」頁でどうぞ。

以前別の本を参考にドーナツ作りをしてみたのだがあまり満足できる仕上がりにはならず、以来ドーナツは買うものと割り切ってきた(ミサキドーナツべつばらドーナツが好き)。

が。

この本を参考に再挑戦してみたところ、納得の出来! 

今回作ってみたのは、掲載レシピのうち【クッキードーナツ基礎生地1 × 05シュガーグレイズド】。有塩バターと指定されているところ、誤って無塩を使ってしまったが問題なし。

円状の割れ目をきれいに作るには、油に投入後、線が開き始めたら即裏返すといいみたい。遅れると割れ目がぼんやりとしてしまう。

揚げあがりはかなりさくっとした食感。翌日にはさくさく感の角が丸くなって馴染む。お好みで食べ比べを。