横浜高島屋で開催中の「ニッポン放送うまいもん祭り」。
広告メインビジュアルの一つが原宿発「ロイヤルミルクティーのパンケーキ 焦がしバター塩キャラメルアイスを添えて」1500円…! そして名前も長すぎでは…!
旅気分、というものがある。
旅先の地で(観光地値段というのもありますね)、少々割高の商品に遭遇した時に感じる
「…ちょっと高いけど、まあいいか。次いつ来るかわからないし」
という、あの心の動きである。またの名を旅先限定許容度(私による命名)。
しかし今回の場合、お店の側がこちらのホームに出張ってきて下さっている。 そう横浜は私にとってホーム。旅気分ではない。 よってパンケーキ1500円は却下されるべき値段範疇に入る。
という訳で、自分で作ってみた。
取り掛かってみてすぐ「…バターキャラメルって何?」という疑問にぶつかった。
そもそもキャラメルとは、原材料にバターを含むもの。わざわざ「バター」を強調するということは、バターの割合が多いキャラメルということ? しかもロイヤルミルクティでキャラメルを作るっていうこと? カラメルソース作る時に、紅茶抽出液と牛乳を一緒に混ぜるということでいい? 茶葉から煮出さなくいていい?
…考え始めると諸々面倒になったので、手近にあったアールグレイのリキュールを使ったキャラメルを作る。もはや自由制作。 パンケーキはホシノ丹沢酵母で作ったもの。12時間醗酵。
で、出来上がったのが最初の写真。根本的に違う何かが出来上がっている。 合わせた紅茶はNINA'sのマリー・アントワネットのミルクティ版。 でもこれは失敗だった。この紅茶は香りがポップに強すぎるので、 アールグレイのキャラメルソースと正面からぶつかった。 アッサムやケニアなどのストロングミルクティが正解だった。