服飾デザイナー・山本耀司はどうも紅茶好きらしい。
本書は読売新聞朝刊連載「時代の証言者」のインタビュー記事をまとめ、新編集した1冊。 デザイナーに対する100の質問のうちの2つ目、 「朝食にはどんなものを召し上がりますか」という問いに対する 山本耀司の答えにこうあった。
バナナの入ったヨーグルト。あと紅茶を二杯半。
「服を作る モードを超えて」山本耀司
山本耀司の服も、紅茶も共に好きな自分としては、何だか嬉しい。
紅茶について触れられているのはわずか1行だけど
「 服を作る - モードを超えて 」
中央公論新社
2013年刊
山本耀司というデザイナーの
服作りに至るまでの道程、服作りに対する姿勢・考え方が
平易な話し言葉で綴られる。
読後、浮かび上がってくるのは服それ自体のことではなくて
絶対者としての母親の存在感。
お嬢さん(里美さん?)が父の日のプレゼントに
買ってきてくれたComme des Garçonsのパンツについて
「気に入ってはいて」いる、と告白している件りに
思わず笑ってしまった。
服作りに至るまでの道程、服作りに対する姿勢・考え方が
平易な話し言葉で綴られる。
読後、浮かび上がってくるのは服それ自体のことではなくて
絶対者としての母親の存在感。
お嬢さん(里美さん?)が父の日のプレゼントに
買ってきてくれたComme des Garçonsのパンツについて
「気に入ってはいて」いる、と告白している件りに
思わず笑ってしまった。