紅茶についての指南書は大きめの版が多く、文庫本サイズのものは少ない印象(その性格から、実用書全般に言える傾向だが)。本書はコンパクトながら産地による茶葉の違い、バリエーションティーの淹れ方から紅茶の歴史までがコンパクトにまとめられている。細かい点については個人的に意見の違う部分もあるけれど、通勤通学などの移動中にざっと紅茶の知識を得たいという場合に便利な一冊と言える。
著者は日本紅茶業界の有名人、ディンブラの磯淵猛さん。少し前、モスバーガーの紅茶にルフナがあって驚いたのだが、この紅茶の選定者として磯淵さんのお名前があった。
そう、モスの紅茶は「キャンディ」「ルフナ」と細かく分かれている!
何でルフナには「紅茶」の記載がないんだろう。そして、ルフナこそミルクティが合うと思うのだが…
日本のハンバーガーチェーン【モスバーガー】。私はファストフードを殆ど食べないが、モスバーガーだけは時折足を運ぶ。そしてある時気が付いた。モスのドリンクメニューに紅茶が2種類あるということに。
モスの紅茶はキャンディとルフナ、いずれも磯淵猛氏セレクト
モスのドリンクメニューには紅茶が3種類ある。キャンディ(アイス/ホット)とルフナ。なお、キャンディはそれぞれレモンとミルクが選べる。いずれも紅茶業界の有名人[ディンブラ]磯淵猛氏のセレクト。各250円。上の写真は近所のモスで買ってきたもの。素人撮影の悲しさもあるけれど、肉眼で見てもキャンディの方が赤みが強く、ルフナは黒っぽい水色。まさに紅茶の教科書通り。
実際に飲んでみたところ、やはりキャンディはキャンディらしく際立った特徴を持たないほわーっとした味。対してルフナははっきりとしたスモーキー臭を示している。プーアル茶を思い起こさせる香り。比べると2種類の茶葉の違いがはっきりと感じられる。
次に牛乳を加えてみた。やはりこの2種は、牛乳を入れた方がしっくりくる。特にキャンディは「ザ・ミルクティ」といった感じで落ち着く。個人的な好みを述べさせてもらうなら、もっと濃く淹れてもらいたいところだけれど。
その他のファストフードチェーンも紅茶メニューが充実していた
紅茶メニューが充実しているのはモスが紅茶専門チェーン【マザーリーフ】の経営母体だからかと思ったのだけれど、一応その他の有名ファストフードチェーンについても調べてみた。驚いた。各チェーン、紅茶メニューの品揃えは2種類以上!知らなかった…
- マクドナルド : アールグレイ(アイスティのみ)|ホットティ(Liptonらしい)
- ケンタッキー : アイスティ|ホットアッサムティー
- バーガーキング : ダージリンティー|アイスティー
- フレッシュネスバーガー : オーガニックティー(セイロン/アッサムブレンド)|チャイ
- ファーストキッチン : ダージリンティー|ピーチティー|アップルティー(いずれもホット/アイス展開あり)
紅茶の飲めるお店
モスバーガー
モスバーガーは紅茶とワッフルのチェーン店[マザーリーフ]の経営母体でもある。
2017年4月24日まで、モスのネット注文限定割引キャンペーン中(紅茶は対象外)。[期間限定] クリームチーズテリヤキバーガーお薦め。定番化して欲しい。
紅茶関連書籍
「 紅茶 ― おいしさの決めて 」
「紅茶 ― おいしさの決めて」
- インドの紅茶
- スリランカの紅茶
- 主な紅茶の種類と水色
- 産地別による紅茶の特徴 ダージリン/アッサム/ドアーズ/ニルギリ/ウバ/ヌワラエリア/キャンディ/キーマン/CTC茶
- 茶葉のグレード
- 紅茶の器具
- おいしい紅茶の入れ方
- 紅茶の三大要素
- ポットの神秘
- ロイヤルミルクティーの伝説
- 大陸文化の紅茶
- フレッシュ・フルーツティー
- 紅茶に使うハーブ
- 紅茶とハーブのバリエーション
- スピリッツティー
- アイスティー
- 紅茶の製造
- 茶葉製造のプロセス
- 一杯の紅茶に秘められた歴史
- 紅茶の成分
- 紅茶の効用
- 紅茶のある風景
- 教会のガーデンティー
- テムズ川のアフタヌーンティー
- ロンドンのティーバッグ
- ヨーロッパのフレーバーティー
- スリランカの街の紅茶屋
- スパイスガーデンの紅茶
- エクスプレスのモーニングティー
- ティーロードに残したもの
- イギリスのティータイム
- ティーパーティー