日がな紅茶ばかり飲んでいる私ではあるけれど、他人様に差し上げる贈り物に「紅茶」を選ぶことはほぼない。しかし敢えて紅茶を選択する場合に気を付けていることがある。
紅茶はメジャー、なのか
世界的にお茶(※ 紅茶に限定していない)の需要が高まっているという。
確かに2004年から2015年までの世界のお茶の生産高は伸びている。
日本においては、1980年代の終わりくらいからペットボトル入りの紅茶が売れ始め [紅茶ブーム] の牽引役となった。しかし紅茶協会絡みで出会った人を除けば、実際に茶葉で紅茶を淹れている人に私は殆どお目にかかったことがない。別に悪いとかそういうことではないのだけれど、私のこれまでの経験上「紅茶が好き」と言う人の多くは「ペットボトルの紅茶」「お店で飲む紅茶」を指していることが多いのだ。
贈り物として紅茶を選ぶ場合に私が気を付けていること4点
そういった個人的な経験を踏まえた上で、私が紅茶を贈り物に選ぶ際に心がけていることは下記の4つ。
- 「紅茶が好き」であることが明確に判っている相手にのみ贈る
- 基本的にはティーバッグを選ぶ(急須や茶漉しがなくても淹れられる)
- 容量が少ないものを選択(すぐに飲み切れるように。贈り物としてボリューム不足だったら、マドレーヌやクッキーなど紅茶に合う小さなお菓子を添える)
- アッサム(ミルクティ向き)、ダージリン(ストレート向き)など茶葉の特性、香味などはっきりとした違いがあるものを複数種類一緒に贈る(できれば紅茶の多彩な面を知ってもらいたい)
実際のところ、私が人へ飲み物を贈る場合、10回中9回はドリップ式の珈琲を選んでいるのだけれど…。