アフリカ中部に位置する国、ルワンダ。紅茶新興国として有名なケニアから西内陸部へ向かった先にある国だ。2016年秋に浅草で開催された、シングルオリジンティーフェスティバルの会場で、私は初めてルワンダの紅茶に出会った。
強い主張を持たない分、いろんなお茶請けに合わせ易い「Thé Noir Legér」
香り・味わいに強烈な個性はなく、ご近所ケニアの紅茶に似た印象。全体的に際立った特徴はないけれど、その分いろいろなお茶請けにすんなりと寄り添う紅茶だ。
「Thé Noir Legér」お勧めの飲み方
渋みの角がないので、ストレートで飲むとおいしい。また、ホットレモンティにとてもよく合う。レモンティを作る場合、レモンスライスは入れっぱなしにせずすぐに引き上げることを強くお勧めする。おいしいホットレモンティの淹れ方はこちらをどうぞ。
また濃い目に淹れて、ミルクティにするのもいい。濃く出しても渋さが厭味にならない。強烈に濃く淹れてみたところ、さすがに渋味が…と思ったが牛乳を足してみるとおいしく変化。味の地平線の向こうに珈琲を感じた。ルワンダ紅茶の懐の深さを感じる。
ルワンダ紅茶取り扱い
入口近くのブースでルワンダ紅茶を扱っていたのは、Les Mille Collinesさん。初めは物珍しさで立ち寄ったのだけれど、お店の女性の言葉の端々からルワンダに対する愛情が伝わってきて、何だかいいなあと思った。
ルワンダというとどうしても1994年の大事件を思い出してしまうが(というより、それ以外ルワンダについての知識を私は持っていなかった)、このお店との出会いで「ルワンダ=紅茶」という図式が私の中で出来上がった。
ルワンダ紅茶取り扱い
Les Mille Collines
オンラインショップでは紅茶・緑茶の他、生はちみつやアロマスプレーなどルワンダ製品を取り扱っている。