紅茶のプロが解説:完璧なホットレモンティを淹れる

ザ・ホット・レモンティ【猫舌紅茶と人力菓子舎】

私はレモンティを飲まない。猫舌ゆえに牛乳を入れない紅茶が飲めないということが主な理由の一つだが、そもそもおいしいレモンティにお目にかかったことがなかったのだ。私が初めておいしいと思えるレモンティに出会ったのは、ティーインストラクター研修においてだった。

その1:用意するもの

  • 紅茶 : リーフでもティバッグでもお好みで
  • レモンの薄切り : 皮ごと投入するので、国産/無農薬のものが安心
  • お砂糖 : お好みでどうぞ
  • お湯 : 汲みたての水道水を完全に沸かしたものを多めに

その2:おいしいレモンティの淹れ方

汲みたてのお水でお湯を沸かす。5円玉大の泡が盛大に立つくらい、完全に沸騰させる。レモンは5mm程度の輪切りにする。種は予め取り除いておく。

急須/ティーポットを熱湯で温めた後、分量の茶葉を入れ、勢いよくお湯を注ぐ。蓋をして規定時間蒸らす。急須同様、カップも熱湯で温めておく。

カップのお湯を捨て、レモンの薄切りを入れる。

この時使ったお湯は、植木の水やりに再利用している。温め用に使ったお湯は台所専用の小さなジョウロに溜めておき、常温まで冷めたタイミングで水やりに使っている。ほどよくカルキも抜け、植物の根にも良いのではあるまいか。

抽出時間が経過したら、急須/ティーポットの中をお匙などで軽くひとかきする。抽出時間は、製品パッケージに記載のものを基本とし、あとは好みによって調整を。因みに私が日々定番として淹れている紅茶の場合、抽出時間は10分。

茶漉し(ストレーナー)を使って、カップにお茶を注ぎ入れる。

一呼吸おいたら、レモンの薄切りを引き上げる。え? 引き上げちゃうの? などの躊躇は禁物。ここでレモンを取り除くから、このレモンティはおいしくなるのだ。ここで取り除かなければ普通のレモンティ、つまりおいしくないレモンティに成り下がってしまう。さあレモンを引き上げよう!

レモンを取り除いた状態で、供する。どうぞ召し上がれ。

まとめ:おいしいレモンティを淹れるコツ

レモンを入れっぱなしにしない。このことに尽きる。レモンの皮のすぐ下の白い部分(ワタ)、この部分は苦みの元。入れっぱなしにしておくと苦みが出てしまう。なおお茶を淹れてすぐにレモンを引き上げても、レモンの香りはしっかりお茶に移っている。レモンティを淹れる際には、是非お試しを。