ホシノで作ったパン生地って、冷凍保存はできるんだろうか…。
冷凍パイシートみたいに、好きなときに冷凍庫から出して焼ければもの凄く便利なのにな、と思い続けて、でも何となく失敗の予感がしたために延々と先延ばしにしてきた「ホシノ丹沢酵母パン生地の冷凍実験」。
しかし片道通勤時間1時間強の会社員の身にとっては、平日の天然酵母パンづくりはかなり難しい。醗酵器も持ってない(買うつもりもない)から、一次醗酵は基本室温。となると、その日の気温や湿度によって醗酵状況は大きく変わってくる訳で真夜中に眠い目をこすりつつ醗酵を待つ、なんてこともまま起こる。
冬なら夜生地仕込み ⇒ 次の日会社から帰ってきてから二次醗酵、みたいなこともできる。春になって日中気温が急に上がりそうなら、朝まで室温醗酵させておいて出掛けに冷蔵庫に入れる、というやり方もある(この間急に温度が上がった日はこの方法を採った)。
緊急手段として生地を冷蔵庫に入れる、という選択肢もあるけれど、大きなボウルを幾つも遠慮なく入れられるほどうちの冷蔵庫は大きくないし。
で、ついに実験してみた。メロンパンで。
【実験手順】
- いつもと同じように生地をこねる
- 一次醗酵
- ここで冷凍実験用と通常工程用に分ける。冷凍実験用パン生地は一次醗酵完了後、丸め直しをした上でクッキー生地をかぶせラップで包む。通常工程用は、クッキー生地をのせて最終醗酵へ
- 通常工程用を焼く
- 丸1日後、冷凍庫から実験用生地を取り出す。カチカチ。ラップを外して天板へ
- 30分ほど自然解凍をした後、最終醗酵へ。この後の工程は通常版と全く同じ
結果、普段通りに焼けた!
気泡の入り方がちと微妙(昨日焼いたものより気泡が大きいように感じた)けれど、まあ概ね普通の焼き上がり。でも冷凍期間が長くなるとおいしくなくなっちゃうんだろうな。アイスもずっと冷凍庫に入れっ放しにしておくとまずくなってしまうし。要研究。